今私がいつも気をつけていることは自分の考え方や問題解決方法がこのどちらになっているかということです。
1)Kids Do Well If They Can vs Kids Do Well If They Want
2)Proactively and collaboratively solving problem with the child vs Reacting to his/her behavioral issues and giving unilateral order
今回紹介しているFacebookのNeuroWildの投稿にはいつも気づきの機会を与えらます。
このFacebookの投稿を読んでみてください。このイラスト内では先生の声がけに注目がされています。イラスト内で先生が問題がある子に教室の後ろへ移動しなさいと他のクラスメートの前で言っている場面です。このように多動や衝動性が強い子どもがクラスにいると、なかなか思ったように授業が進まないことがあります。先生も困ってしまうため、このような問題解決法をとるのです。
子どものころ話が止まらず、授業中先生に廊下に立たされた、校庭を何周も走らされたという友達がいます。また今でも廊下に出て一人で活動しなさいと教室から出される子どももいます。授業を進めるために生徒を邪魔にならないところへ移動させ解決しようとしますが、残念ながら同じ子どもがいつも同じことを言われてしまうのです。
教師がいつも同じ子どもに対してこのような態度や反応的な対処をしているとどうなるでしょう。周りの生徒達はイラスト内のような考えを持ち始めます。これがいじめや偏見につながっていく一つの理由になってくるのです。
教師は子どもの行動が起こってから反応的(Reactive)に対処しているだけで、期待される行動に必要なスキルを一緒に育てていかないと生徒は継続的に同じことをくりかえしてしまいます。年齢が上がったからと言って自動的にスキルはつくものではありません。年齢が上がったから他の言語をペラペラ話せるようにならないのと一緒で、誰にでも学びと練習の機会が必要だからです。
Kids Do Well If They Can 必要なスキルが身につけば 期待にも答えることができる。これは先生にも当てはまると思います。Teacher can do well if they can だと思います。先生の学びの機会や支援も大切だと思います。