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不登校:回復までの地図

発達障害がある子どもは、本人の凸性への理解がなかったり、支援がないと学校や友達からの欲求についていくことができなくなり、行きしぶりや不登校などの二次障害が出てくることがあります。今回、専門家で心療内科をされている明橋先生がお話をされていた『心が回復するまでの地図』をご紹介したいと思います。

不登校に限らず、心に何らかの傷を負った子どもが回復していくのには、4つの段階があると言われているそうです。

1.身体症状頭痛、腹痛、不眠などがある場合は休ませたり、周りの環境を整える(支援や理解、生活環境)

2.感情の噴出→イライラ、甘え、ワガママなどがでてくるそうです。そうしたら、とことん親はそれに付き合ってあげてほしいということでした。

3.言語化→ 子どもが辛かった思い出などを話したり、暇だな〜みたいなことを言い出したら、最後まで話を聴いたり、オウム返しをする。

4.親離れ 

このように段階を経て回復していくそうです。

そして、その回復段階は、行ったり戻ったり、ジグザグに進んでいくそうで、長い目で見る必要があるそうです。聞いていて、以前私が投稿の中でご紹介したエリザベス・キューブラー=ロスの提唱したサイクル(Kubler-Ross Greif Cycle)と少し似ている点があるなと感じました。

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