子どもに本好きになってほしい、たくさん本を読んでほしいと思っていませんか?
小学校2年生まで本に興味を示すことはなかった子どもは、今ではもう本を読むのをやめて体を動かしてー!と言いたくなるほどの本の虫です。昨日ハノイ市内で開催されたNeurodivergent Family Monthly Lunchでも読書についての質問が出ました。今回は、今まで我が家で意識したことを紹介していきたいと思います。
いろいろな体勢で本を座む場所を数か所用意する、本人の興味があるトピックの本を周りにおく、興味を持っているトピックに関することはできるだけテーマ学習方のように五感を使って色々体験させる、本人があまり興味をもたなくても親が子どもに読んでほしい本は夜寝る前に読み聞かせの時間を習慣化する、数ページ一緒に読んで内容の会話をする、眼球運動をする、読みの支援道具を導入する、MP3プレーヤーを使って学校の行き帰りにオーディオブックを聞くなどです。うちの子どもは小さい頃は斜視があり、治るまで矯正メガネを7年使用しました。読んでいても途中どこを読んでいるのかわからなくなったり、目が疲れて読むのが億劫になったりすることもあり、目の動きを鍛える眼球運動の練習(Eye training)も数年行いました。
もしお子さんが読むことを嫌っていたら、目の動きの課題なのか、興味の課題なのか、スキルなのか、ちょっとした環境設定や読みの工夫が必要なのか観察をしてみてください。