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心に留めておきたい言葉

私の経験から子どもの感情が高ぶっているときには何を言っても通じません。

皆さんはいかがですか。

自分にも子どもにも冷静さがかけているときに、子どもに正しいことを教えようとしても結局また同じことを繰り返してしまいます。「もう、前にも言ったでしょう!」「何回言ったらわかるの!」子どもに言ったことありませんか?

いつも上の言葉を発してしまう方は、状況を振り返って次の事を考えてみましょう。

冷静に話ができるときに会話をしたでしょうか。

求められていることをするスキルを教えてあげましたか?

口頭だけではなく、記憶に残りやすいように視覚からもアプローチをしましたか?

繰り返し練習はしたでしょうか?

子どもは言えばすぐわかる、次は同じ事を繰り返さないと期待してしまいがちですが、実は落ち着いているときに練習をして、できたらすぐ褒めて良い行動を定着させるという大人の努力が必要になります。子どもが感情的になっているときは、脳の真中部分にある大脳辺縁系(Lymbic System)が活発になります。この最中は、落ち着きや自己制御の能力を司令している実行機能(Executive Function)が制御不能となってしまうからです。この実行機能が動かないと落ちつて話を聞いたり、学んだりすることが難しくなります。

まずは子どもが冷静さを取り戻せるよう、助けてあげましょう。子どもに落ち着いてといっても落ち着くスキルが備わっていなかったり、親自信が冷静ではなければ落ち着くことはできません。

親自身が落ち着くことでその落ち着きが子どもにも伝わります。これを協働調整(コーレグ)といいます。

あなたはどのような落ちつきを促すスキルを持っていますか。

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