ただいま台風Yagi(台風11号)がハノイを通過中です。
お子さんたちは雷や大雨、風の音を怖がっていませんか?
聴覚が敏感だったり、神経質だったり、周りの変化にすぐ気づく敏感なお子さんは、気圧の変化で耳がおかしいと感じたり、雷の音が恐怖になったりする子もいるかと思います。
私はいつも気圧の変化で頭痛がします。今日のような悪天候は、感覚に問題を抱える子どもが不安を悪化させる原因にもなります。雷の音は耳をつんざき、稲妻の激しい閃光や近くの木に落ちたときの「パーン!」という大きな音は、どんなに冷静な大人でも飛び跳ねることがあります。突然の大きな音や明るい光にとても敏感な人にとっては、まさに恐怖です。ここではイヤマフが役に立つかもしれません。
自閉症児などの子どもには、「ぜんぜん怖くないよ。大丈夫だよ」と恐怖を乗り越えることを期待するのは望ましくありません。また、雷さまがおへそを取りに来たや、神様がおこっているなどのお話はしないほうが良いと思います。代わりに「そっか、怖いんだね。音大きいよね。心配になるよね」など気持ちを認めてあげることが大切です。今日は、子どもとの関係を築き、一緒に恐怖を乗り越えながら絆を深める大きなチャンスと考えましょう。
空気の圧力を測定する道具を一緒に作るなど、今日は楽しい活動をされてみてください。
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早く台風が通り過ぎますように。