自分で自分を応援する力

『セルフ・アドボカシースキル(Self-Advocacy Skill)』という言葉を皆さんは聞いたことがありますか?

先日のまなびカフェワークショップで、講師のドワイヤーさんもおしゃっていた大切なスキルです。私達親は子どもとずっと一緒にいてあげることができません。幼稚園や小学校の時は子どものことで先生と連絡帳を使ったりコミュニケーションが取りやすかったのが、子どもが成長するにつれて「親がこうしてください!こうだって聞きました!」とは言いにくくなってきます。

そこで大切なのは、子どもが小さいときから子どもの自己理解につながる会話やセルフ・アドボカシースキル(自分の得意、不得意を理解して、苦手を補うために声を上げたり、カバーするスキル)を育てる機会です。このスキルは、短期間で育つものではありません。子ども自身や子どものいるが学習・生活環境も常に変化します。

セルフ・アドボカシーに興味を示していただけた方は、まずはこちらの記事から始めてみてください。

セルフ・アドボカシーって何?

ドワイヤーさんは、「自ら説明し、周りのサポートを得る力」ともおっしゃっていました。

我が家もこのセルフ・アドボカシースキルを大切にしています。

こどもまんなか、こども家庭庁

日本のこども家庭庁が行っている「こどもまんなかアクション」をご存知でしょうか。

こちらがサイトになります。こちらには、こども用のページや、各県で相談できる窓口の情報や制度などの説明が載っています。

こどもまんなかファクトブック

「私の子どもは高校を卒業してから発達障がいの診断を受けたんだけど、日本は18歳が成人となっているし…こども家庭庁で相談できるの?」という疑問。こども家庭庁の紹介する『こども基本法』には、18歳になったから20歳になったからと言って、急に受けられる支援がなくなることはないと言っています。ご興味がある方は是非上記のサイトを訪ねてみてください。

【無料セミナーのご案内】

4月12日(土)にハノイのダイヤモンドウェストレイクスイーツにて、ニューロダイバーシティーのセッションがあります。市内の専門家3名がニューロダイバーシティーについて語ります(英語)。

Online参加も可能ですので、是非お申し込みください。

参加費は無料です。

申し込みリンク:

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfe0k8uEBXMZn0tAw6Fs8TxxHtITSb9MNWW8CzxHIRkzhcNvA/viewform

4月ランチ会のご案内

4月のSENIA Monthly Lunchのご案内です。

今回のテーマーはNeurodivergentの人にまつわる迷信と誤解「Debunking Myths and Misconception」とし、自分たちの経験談を共有したり、周りの話を聞いたりしながらお昼を一緒に食べる予定です。

日時は4月24日(木)午後12時から、場所はタイホー地区のPizza Pomodoroになります。

ご参加お待ちしております。

自閉症啓発デー

4月2日は自閉症啓発デーです。

2007年に国連総会で決定され、日本でも実行委員会が形成されました。

地域が協力して建物をブルーにライトアップする活動をしたり、セサミストリートのキャラクターが載ったポスターが貼られたりと日本にいると感じることができると思います。さて、ベトナムはどうでしょうか?本日から少し気をつけて周りを見てみたいと思います。

羽田空港第一・第二ビルにはカームダウン・クールダウンスペースが設けられています。今度機会があれば使用してみようと思っています。あなたのいる地域ではどのような啓発活動が行われていますか?