5月20日(火)はSENIA 今学年度最後のランチ会になります(SENIAはインターのカレンダーで動いています)。
今回のランチ会はNeurodiverse Familyの保護者だけでなく、市内のサービスプロバイダーや教師も参加可能です。参加申込みはこちらから。
Family Support Practice
Family Support Practice
前回3月にカンボジアで行われたSENIAの国際学会にメインスピーカーとして招かれたSam Drazinさん。
9月中旬にUNISにスピーカーとして招かれ、ハノイへ来ることになったと連絡がありました。
アメリカヴァーモント州で生まれたSamさん。稀な先天性障害であるトリーチャー・コリンズ症候群を持って生まれた彼は、数々の手術を受け、差別を経験し、大学を卒業してから教師となりました。その後、現在はカリフォルニア州サクラメントでChanging Perspectivesという団体を立ち上げ、アメリカ国内や世界中の学校ですべての生徒に公平な学習環境を育成するために教師教育や家族支援して回っています。
カンボジアでお会いしてから連絡はとっていたものの、こんなにも早くそれもハノイで再開できるとは思ってもいませんでした。ハノイにいる間に自分の学校に来て話をしてほしい!というところがあれば、是非こちらに連絡をしてみてください。
Changing Perspectives:Mr. Sam Drazin https://changingperspectivesnow.org/
ヘビーワーク(Heavy Work)という言葉を聞いたことありますか?この用語は作業療法士(OT)がよく使います。
ヘビーワーク(HW)は、私達の学習能力、集中力、注意力、日常生活に重要な役割を果たしています。私たちは皆、筋肉や関節を通して固有受容覚を取り入れることによって、心を落ち着かせたり、感覚を調整しています。今日は、どのようなときにヘビーワークを取り入れられるのか、そして具体的なヘビーワークについてご説明します。
ヘビーワークを行うタイミング
HWの魅力は、家庭でも教室でもセラピーの場でも簡単に取り入れられることです。生活にHWを加えることで感覚処理能力の発達を促すことができます。また、普段からHWを取り入れることで、子ども自身の知識やスキルにつながっていきます。
朝の登校前や下校時や就寝前の日課としてHWを取り入れることで、感覚を落ち着かせ、安らかな気持ちにさせることが可能です。
具体的なヘビーワーク
ここでは5つのHWをご紹介します。我が家では子どもが小さかったときはジャンブのHW。特にトランポリンやポゴスティック、中学生になってからは懸垂や腕立て伏せなど、年齢や興味によって好きなHWが変わりました。まずは子どもが好んでする活動から取り入れていきましょう。
1.重いものを押す
椅子に座って、左右の手のひらを椅子の座面につける。腕を押し、お尻と足を椅子の座面から数秒間浮かせる
箱を押して部屋を横切る:箱に本やおもちゃを入れ、箱の前にひざまづく。箱を押して部屋を横切る
洗濯かごに洗濯物を入れ、それを押して家の中を移動する(床にキズがつかないようにMontessoriのお仕事で使う小さいラグや玄関マットをかごの下に敷くと良い)
大きなセラピーボールを床に沿って押し、できるだけ高い位置まで壁を上る
ショッピングカートやストローラーを押す
手押し車での歩行
ワゴンやそりを引く
ブランコに乗っている人を押す
2.引く力
綱引き
懸垂バー:ぶら下がるだけでもOK
セラバンドや伸縮性のある素材を引っ張って伸ばす
壁腕立て伏せ:壁に手をついて腕立て伏せをする
椅子腕立て伏せ:椅子の座面に座って腕立て伏せをする
3.ジャンプ
トランポリン
床に敷いたマットレスやソファーのクッションの上でジャンプする
ロケット・スタート:しゃがんで両手も床につける。10数え、両手を上げて空中に飛び出すことを数回繰り返す
小さなセラピーボールの上に座り、上下に跳ねる
持ち手のついたホッパーボールやポゴスティックを使えば楽しく跳ねることができます
4.持ち上げる
重いものを持ち上げたり、買い物袋を運んだり、本を入れたリュック、洗濯物の入ったカゴなど重いものを運んだりする
5.噛むこと&吸うこと
顎、頬、舌、首を通した感覚入力もHWになります。おっぱいを飲むと赤ちゃん落ち着きますよね。
ガムやドライマンゴーなどのドライフルーツを噛む
ヨーグルトや濃厚なミルクセーキなど、ストローで飲み物を飲む
かみかみネックレスやおもちゃを用意する
息を吹く(シャボン玉、または風車など)
おせんべいなど歯ごたえのあるお菓子を食べる
上部がストローになっているシッピーカップでスムージーを飲む
ストローを使って紙片を吸う。 ストローだけを使って、紙片を慎重にコップに移す
たくさんできることがありますね。
こんにちは。
皆さんはこの5連休はどのように過ごされましたか?
我が家はどこへも行かず、主人はベーグルを焼き、息子はペインティング、私は5年に一度のChild Abuse Mandatory Trainingを受講するなど静かにゆっくり過ごしました。いつも予定が詰まっていて落ち着かない毎日を過ごしていますが、この連休はゆっくり。普段連絡をしようと思っていてもなかなかできない友人とつながることもできました。
さて、来週5月13日(火)にはDYM Clinicでまなびカフェを開催予定です。
テーマは、いびきと睡眠。お子さんのいびきや睡眠が気になる方、参加無料ですのでぜひお越しください。
明日からベトナムは5連休。日本のGWのようなお休みがあります。
南部解放記念日(4月30日)とメーデー(5月1日)に伴う休暇で、今年は南部解散記念50周年になるそうです。ホーチミン市では、南部解放記念日および国家統一記念日を記念して、4月を通して花火やパレードなどのフェスティバル活動を開催しています。
このタイミングに合わせてか、昨日は日本からも石破総理大臣夫妻が来越されました。
連休が明けて5月になると、とても忙しい毎日がやってきます。Affect Pathwaysは8月中旬から6月上旬までハノイで活動し、子どもの学校のお休みに合わせて夏休みをいただいています。
この連休中に飛行機移動をされる予定の方は事前に使用できるガイドがありますので、前の記事をご覧ください。皆さま、どうぞ良い連休をお過ごしください。