もし自分たちで学校が選べるなら

支援が必要な子どもの幼稚園や学校選び、みなさんはどうされていますか。

ここしかないという場所が限られている場合は仕方がないですが、もし選択肢があるならいろいろな条件を見比べて、自分たちの条件にあった学校を決めることになるかと思います。

私は見学会ではいつも決まった質問を学校にします。

その一つに、長く勤める先生がどれだけいるかということです。教師の入れ替わりの激しい学校は選びません。

支援が必要な子は、前年度の担任や教師からの知識がとても役に立ちます。

この子はこういう支援が必要だよ、こういうふうに話しかけると聞いてくれるよ、これに興味があったよ、保護者への連絡はこうすれば良いよなど、いろいろな情報を共有してもらえることで支援がしやすくなります。また、先生方が長くいつく学校は、PD と言われる先生方への研修の機会がしっかり提供されていたり、先生への支援がきちんとあったり、働きやすい学校だからです。

先生がどれだけ大切にされていると感じるか。先生の心に余裕ができると、子どもの支援にもつながっていくと思います。

睡眠と栄養

寝ない子誰だ〜!昔このセリフを言う怖〜い鬼の出てくる動画があったのをご存じですか?

子どもには早く寝てほしいと思っている方、周りにたくさんいるかと思います。

我が家では、子どもがいつもの時間に寝なくると、運動不足なのか、スクリーンの見過ぎなのか、興奮状態で寝る前に落ち着く時間が必要なのか、何か悩み事があるのか、メラトニンの原料になるセロトニンを作る栄養が足りていないか、日常の生活リズムや食事の内容を見直すきっかけになります。

献立を考えてみると、野菜ばかりで神経伝達物質を運ぶ助けになるもとのタンパク質が足りていなかったり、セロトニンを作るのに必要なトリプトファンやビタミンB6が取れる食品や、セロトニンの分泌を促すマグネシウムが充分取れていなかったりします。セロトニンが14−16時間後に睡眠ホルモンのメラトニンに変わるため、朝起きて日光を浴びることも大切です。

寝不足になり疲れていると、感覚刺激にもより敏感になります。

健康のために必要な栄養素などがわかると、子どもとの行動計画や買い物、献立の計画もしやすくなると思います。

ベトナムの4連休

9月2日はベトナムの建国記念日で今年は4連休。

この連休中に旅行を計画しているという方も多いかと思います。

日本もそうですが、ベトナムの連休は空港が混雑します。

音や周りの人に敏感な特性を持つ子どもは、この期間の空港移動はストレスになります。

イヤーマフや硬いおせんべいなど、前もって準備をしておきましょう。

航空会社のプレステージ会員などになっているご家族は、エクスプレスレーンやラウンジを使うことができますが、そうではない方でエクスプレスレーンやターミナル内の移動に支援が必要な方お子さんがいるご家庭は、事前に医師に相談をし、特別に支援が必要な子どもがいるレターを出してもらうことも可能です。空港でチェックインする際には、スペシャルカウンターにレターを提出をしてください。

出発前は空港内で余裕をもって行動できるように、早めに空港に到着するようにしましょう。

楽しい休日になりますように。

 

SENIA 国際学会へ参加しませんか?

SENIAは世界32カ国以上に支部を持ち、医師、教師、保護者、専門家、ニューロダイバージェントの生徒からなる特別支援教育・インクルージョン協会です。

今年3月はベトナムホーチミンで国際学会が行われ、世界中から教師や専門家などが集まりました。

参加者は約400名ほどで、たくさんのネットワークが生まれ有意義な学びの場になりました。

来年の国際学会の会場は、カンボジアのプノンペンです。

現在、学会で発表者を募集しておりますので、ニューロダイバージェントの方、保護者、教育者、専門家の方で発表をされてみたい方は、9月27日までにSENIA Internationalまでお申し込みください。

発表をされる方には、登録料から100ドルの割引の特典がつきます。

【インサイド・ヘッド2】の心配キャラ

皆さんは「インサイド・ヘッド2(英:Inside Out 2)」の映画をもうご覧になられましたか?

オレンジ色をしている心配キャラは、他の感情キャラ達にとても強い影響を与えることが映画の中で描かれています。

心配・不安・なぜか落ち着かない。これは誰もが感じたことのある感情だと思います。不安を感じている最中、幸せな気持ちはなかなか勝てません。

この感情を和らげるために、皆さんはどんな行動をしますか?

人によって様々だと思いますが、わかりやすいものに自己刺激行動(Stimming)と呼ばれる行動があります。

爪を噛んだり、貧乏ゆすりをしたり、チックのように瞬きをしたり、机にドラムのように指をならしたり、咳払いをしたり、鼻歌がでてきたり、いろいろな自己刺激行動が無意識に出てきて、この不安な気持ちに対応します。また、自分の感情をしっかり読み取れる(内受容感覚に敏感に気づく人)は、自分で深呼吸をしてみたり意識的に落ち着きを促す行動を取ることができます。

自己刺激行動は、他の人に迷惑をかけたり自分を傷つけるのでなければやめさせる必要はありません。この行動を子どもがしていたら、何が心配の原因になっているのか話してみてください。