Affect Pathwaysは、6月8日より夏休みに入ります。
お知らせの投稿もしばらくお休みになります。
7月中は日本への一時帰国に伴い青森県八戸市に活動拠点が移ります。
メールは順次返信いたしますので、ご理解よろしくお願いいたします。
ハノイでの活動再開は8月中旬からになります。
Family Support Practice
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Affect Pathwaysは、6月8日より夏休みに入ります。
お知らせの投稿もしばらくお休みになります。
7月中は日本への一時帰国に伴い青森県八戸市に活動拠点が移ります。
メールは順次返信いたしますので、ご理解よろしくお願いいたします。
ハノイでの活動再開は8月中旬からになります。
ADHDに関する情報がたくさん集められているADDitude Magazineというサイトがあります。
毎日たくさんの情報が送られてくるのですが、今日はこの中で気になったADHDと音楽療法について取り上げたいと思います。
音楽療法は、ADHDの人の集中力、自制心、社会性を高めるといわれています。
音楽はADHDの頭の中の構造化を助け、心地よいと感じる音楽は脳内のドーパミン濃度を高めるそうです。この神経伝達物質ドーパミンは、注意力、ワーキングメモリー、モチベーションを調整する役割を担っています。こちらにADHDの人に役立つ音楽リストが8つ紹介されていますので、ご覧になってみてください。
皆さんは作業療法士というお仕事をご存知ですか?
関わったことがあるという方はなかなかいないと思いますが、作業療法士(Occupational Therapist/OT)、特に小児を専門とするOTはとてもありがたい存在です。
息子も感覚統合運動や目の連動運動、原始反射の統合や実行機能トレーニング、親子の学習やメンタルサポートで何年もお世話になりました。私達のチアリーダーのような存在です。お陰で今は息子の視力と斜視も改善し、自分の特性を理解・共有できるようになりました。WISC-VなどのIQや得意不得意を図る知的な検査も学校で支援策を考える場合に必要ですが、OTによる身体的な機能のアセスメントとトレーニングも両方大切だと思います。
小児の作業療法士は、個人で活動をしている人以外は大きな小児病院にほとんどが所属しています。
子どものニーズに合わせて生存と健康生活への支援として摂食機能の発達支援を行ったり、自立支援として排泄行動や更衣の援助なども行います。
日本にもOTが活動していますが発達支援の知識を持つOTも日本におります。
世界32カ国にあるSENIA (特別支援ネットワーク/インクルージョン協会)という団体の日本支部が出している専門家リストに名前が掲載されていますので、是非SENIA Japanのホームページを覗いてみてください。
ベトナムの現地校は5月下旬から夏休みに入ってしまったので残念ながら訪問のアレンジができませんでしたが、お陰で様々なインターナショナルスクールや職業訓練をする現地の団体を知ることができました。
Dr. Taylorについて、
ブリガム・ヤング大学マッケイ教育学部教授。
イリノイ州立大学、ユタ州立大学、ブリガム・ヤング大学でそれぞれ博士号、修士号、学士号を取得。1986年以来、特殊教育者、コンサルタント、教授、管理者として、障害を持つ人々やその家族と関わってきた。2023-2024年度フルブライト奨学生賞、カウンシル・フォー・エクセプショナル・チルドレンのバートン・ブラット・ヒューマニタリアン賞、米国自閉症協会の自閉症プロフェッショナル・オブ・ザ・イヤー賞など、数々の賞を受賞。
研究テーマや関心は、障害や慢性疾患を持つ子どもを育てる家族の適応、障害を持つ登場人物を含む児童文学、障害を持つ生徒への適切なサービスの提供などである。これまでに90冊以上の著書、書籍の章、査読付き論文を執筆し、障害者に関連するトピックについて250回以上の専門家向け講演を行っている。テイラー博士は、IEPsの第4版を含む数冊の本を共著している: Writing Quality Individualized Education Programs」(2021年)。また、The Foundation for Enriching Families with Disabilitiesの創設者兼エグゼクティブ・ディレクターであり、Sibshops of Utah Countyの共同創設者兼ファシリテーターでもある。
https://scholar.google.com/citations?user=jbynmUIAAAAJ&hl=en
以前、保護者の方から子どもの安全を考えた家でできる工夫について質問がありました。
家の中で過ごす時間が長くなり適度な感覚導入が体に入ってこないと、感覚刺激を体が欲して家具などの重たいものを動かしたり、反対に過剰刺激(Overstimulation)になったたときには、暴れたり、外の広いスペースに出たがったり、歩きまわることで固有受容覚に刺激を入れて落ち着きを取り戻す行動を取ることがあります。
今回は、さまざまな家庭で行われている工夫や対策を外部リンクを含め、情報をお伝えします。
家具を移動したり倒したりする子どもについて
ある保護者サポートグループ内では、子どもが毎日家具を移動させてしまうという困り事が多数共有されていました。
これは、家具を移動させることによって、固有受容覚への感覚導入を求めていることが考えられます。固有受容覚への感覚導入は英語でHEAVY WORKと言われていますので、もし足や手で家具を倒したり、移動させたりするお子さんがいらっしゃる場合は固有受容覚への感覚導入をもっと行ってみてください。
こちらのリンクに家でできるHeavy Workについてあります。
もし家から勝手に飛び出して迷子になったり、交通事故を心配されている場合
住まい
マンション:玄関から出ても、建物内を出るのにエレベーターや管理人室前を通らなくては行けない作りで、子どもを持つ世帯が多く入っているマンション。セキュリティーカメラが建物内に設置されている場所。管理人常駐。
一戸建て:玄関の目の前が道路になっているところを避ける。車庫や玄関にゲートがある家を選ぶ。
地域
地域の交番に出向き、コミュニケーションが取りづらいこと、一人でいなくなってしまう可能性を相談しておく。何かあったらどのような手順(連絡先など)を踏めばよいかあらかじめアドバイスをもらっておく。
町内会長や管理人、レジデンスの役員に一言挨拶しておく。
レスパイトケア
書籍
インフォメーションページ
自閉症っ子目線の住まいづくり(玄関・窓など)
家具の固定について
部屋にあるあらゆる家具を倒したり、押して移動させたりするお子さんの保護者からは、倒れないように家具を固定する意見がありました。地震対策を兼ねて、突っ張り棒を家具につけるのも良いかもしれません。また家具ストラップをつけることもできます。
ドア対策
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ドアの内鍵を必ず倒す
人材(見守り、家事補助:掃除・洗濯・料理、育児支援)
地域のシルバー人材センター
看護師家政婦
災害の事前対策について(防災)
活断層上に住む地域が位置している場合は、災害に備えて、こちらをご覧ください。