SENIA Vietnam 9月ランチ会のお知らせ

2024−2025年度、SENIA Vietnam第一回のランチ会が9月30日(月)に行われます。

お互いの経験を分かち合ったり、

情報を共有したり、経験者に質問をしたり、

ニューロダイバーシティーについてもっと知りたいと思っている

保護者、ニューロダイバージェント本人(大人)、 専門家、 ニューロダイバーシティーに興味のある方

どなたでもご参加ください。

様々な国の方が参加されています。

日時: 9月30日(月)12-1.30 pm

場所: Zaika Restanrant (13 Hàng Điếu, Hoàn Kiếm)

申し込み: ポスターQR codeより

参加費:自分のランチ代

共通語は英語になりますが、日本人窓口の千葉がおりますので、英語のサポートが必要な方は当日お知らせください。

SENIA Vietnam無料ウェビナー:Autism in the Classroom

9月18日午後7時から無料のウェビナーが予定されています。
自閉症を持つ子どもはクラス内でどのような行動がみられるのか、診断はどのようにされるのか、どのような工夫ができるかなどのお話があります(英語とベトナム語)。
参加ご希望の方は、申込みリンクより登録お願いします。

【ペアレントトレーニング】紹介講座開催のお知らせ

もっと子育てに自信が持てたら….褒めながら上手に子育てできたら…
.
日本でペアレントトレーニングを提供している団体が、
ベトナム在住者にコモンセンスペアレンティング(CSP)を紹介する講座を用意してくださいました!
.
こちらの講座は日本語で行われ、今回特別に無料でご参加いただけます。
.
もっと子どもに優しく接したいのに、しつけの仕方がわからない、いつも怒鳴ってしまう、虐待しそう、といった不安を抱えながら子育てをされている保護者にとって、褒める子育ての工夫など参考になる内容が紹介されます。
.
定員は30名になっています。
ご友人にもどうぞご紹介ください。
.
【CSP紹介講座】
日時:2024年10月2日10:00~12:00(ベトナム時間)
対象:幼児~学齢児童の保護者、子どもに関わる支援者、プログラムに関心のある方
定員:30名
研修スタイル:オンライン(zoom使用)
受付:案内書QRコードから申込
.

CSPについて詳しくは、こちらをご覧ください。

https://www.csp-child.info/program/about-csp.html

親の特性?文化?

幼稚園や学校に入ると集団生活が始まります。

なぜかという知識はなくても、学校や幼稚園の先生方はいろいろな子どもを教えてきた経験から、支援が必要な子どもを見つける能力に長けていると思います。

教師側からは、子どもだけではなく保護者についての相談もあります。

保護者は支援が必要だと理解してくれない、話が伝わらない、メールをしても返信がないなどさまざまです。

保護者自身や周りの家族にも実は発達に特性があり、普段家族だけで生活をしていると周りがおかしいなと感じる言動もその家族にとっては当たり前になっているので、特におかしいとも思わず気づかないで生活をしている人も多いのです。教師側は、話がうまく進まない原因の一つとして、親にも発達に特性がある可能性があることを頭の片隅に置いておくことが大切です。

また、文化によっても社会で子どもに求める言動は異なります。ベトナムに住んでいると、電車やバスの中で電話をしたり、子どもはローカルレストランではあちこち歩き回ったりなど、日本では良いとされないこととがこちらでは当たり前に行われています。二重国籍の子どもも今はあまり珍しくありません。子どもの行動は文化的要素が入っているからなのか、それとも発達の特性から来ているものなのか、子どもに関わる教育者はよく観察する必要があります。

 

気圧の変化と感覚

ただいま台風Yagi(台風11号)がハノイを通過中です。

お子さんたちは雷や大雨、風の音を怖がっていませんか?

聴覚が敏感だったり、神経質だったり、周りの変化にすぐ気づく敏感なお子さんは、気圧の変化で耳がおかしいと感じたり、雷の音が恐怖になったりする子もいるかと思います。

私はいつも気圧の変化で頭痛がします。今日のような悪天候は、感覚に問題を抱える子どもが不安を悪化させる原因にもなります。雷の音は耳をつんざき、稲妻の激しい閃光や近くの木に落ちたときの「パーン!」という大きな音は、どんなに冷静な大人でも飛び跳ねることがあります。突然の大きな音や明るい光にとても敏感な人にとっては、まさに恐怖です。ここではイヤマフが役に立つかもしれません。

自閉症児などの子どもには、「ぜんぜん怖くないよ。大丈夫だよ」と恐怖を乗り越えることを期待するのは望ましくありません。また、雷さまがおへそを取りに来たや、神様がおこっているなどのお話はしないほうが良いと思います。代わりに「そっか、怖いんだね。音大きいよね。心配になるよね」など気持ちを認めてあげることが大切です。今日は、子どもとの関係を築き、一緒に恐怖を乗り越えながら絆を深める大きなチャンスと考えましょう。

空気の圧力を測定する道具を一緒に作るなど、今日は楽しい活動をされてみてください。

画面右下の設定、自動翻訳から日本語字幕がつけられます。

早く台風が通り過ぎますように。