自閉症児支援講座 in ハノイ

保護者と専門家のための講座

子どもが自閉症スペクトラム(ASD)と診断された後、親はどのように子どもを支援し、見守る必要があるのでしょうか?また、特別支援教育に関わる教師や専門家は、ASD児にどのような介入戦略を持つべきなのでしょうか?

この度、ハノイで5月12−13日2日間にかけて12時間のコースがあります。”Journey After Autism Assessment: Essential Intervention & Support Toolkit for Families”と題されたこのコースでは、ABA(応用行動分析学)、視覚的支援、強化、挑戦的な行動への対応、コミュニケーションや社会的関与のスキルの訓練などの介入計画を立てるための知識と介入スキルを学ぶことができるそうです。

講師について:

🧑🏻‍🏫 トーリ・フォスター博士
バンダービルト大学医学部小児科助教授。同大学は心理学および教育学の分野で全米トップ10に入る名門大学。
一 ヴァンダービルト大学自閉症スペクトラム研究所(TRIAD)勤務を経て現職。
一 米国テネシー州公認心理士、米国公認行動分析士(BCBA)。ASD評価・診断のゴールドスタンダードツールキットであるADOS-2の研究・実践に10年以上携わり、セルフスクリーニングツールSTAT(Screening Tool for Autism in Toddlers and Young Children)の実地経験と指導経験を持つ。

🧑🏻‍🏫 准教授、博士。カサンドラ・ニューサム
イースタン・バージニア医科大学およびウィリアム・アンド・メアリー大学で博士号を取得。
アラバマ大学バーミンガム校(米国)講師、シビタン国際神経発達障害研究センター所長。
臨床心理学の分野で20年以上の経験を持ち、特に自閉症スペクトラム、小児発達障害、希少遺伝性障害に詳しい。

 

言語は英語とベトナム語です。
日時:5月12−13日
費用:7,000,000vnd
場所:ハノイ市コウザイ地区(8th floor, WINCO building, 54 Tran Quoc Vuong)
申込リンク:

マインドフルネス

ニューロダイバージェントの人たちの中には、周りから入ってくる感覚に対して過敏に反応してしまう人がいます。感覚過敏のため、疲れてしまったり、うまく体が適応できなくなってメルトダウンを起こしてしまうたちもいます。そこで、小さいうちからマインドフルネスや瞑想、呼吸を整える練習をしてこれらを日課にすることが大切です。本日参加をしたニューロダイバージェントサミットでは、自閉症を持つスピーカから呼吸法が紹介されました(Youtube:4-7-8呼吸法)。日本語翻訳も設定からつけていただけます。

今週訪ねたハノイのGenisis Schoolでは毎朝全生徒で瞑想の時間を取っているそうです。息子の学校でも毎朝朝の会の時間にBreathing Exerciseを行ってから授業に入るそうです。

【4-7-8呼吸法】

Escape Your Fight or Flight Response with 4-7-8 Breathing Technique

海外にある日本人学校や有名私立インターへの思い

このイメージには、恵まれている人は壁を作るべきではなく、テーブルを伸ばすべきであるというメッセージが書かれています。これは恵まれている教育機関にも言えることだと思います。

毎年全世界の有名大学に卒業生を送り出しているインターに言えることですが、学校はリソースや教師の経験、親の学歴も高く、生徒は入学するのに一定以上の学力を持っていないと入れないからこそ、学校はニューロダイバージェントの子どもを受け入れ学力以外の対人スキルを育むべきで(インクルージョン)、分離するべきではないと思っています。インクルージョンを実施するには教師がさまざまな知識を持っていることが必要になりますが、優秀な教師陣が集められる学校であれば、先生方が学びの機会を持ち、知識の幅を広げることは可能です。引き出しをふやすことにによって、ニューロダイバージェントや診断を持たない生徒両方に支援が行き届くことになり、生徒は社会に出る前にお互いの違いを認識しながらうまく共生していくスキルを身につけることができると思っています。

海外にある日本人学校にも優秀な保護者がたくさん集まっています。自分の子供の学びの妨げになるから困っている子をクラスから排除してほしい、ここは公立ではない、と言わず一緒になって他の子どもも温かい目で見守り支援ができるコミュニティーになってほしいと願っています。また学校側も、できる限り生徒や先生を支援するリソースを提供できるよう努力をしてほしいと思います。

イメージ:by Radici Studios

大学生向け:Accessibility Design Competitionインクルーシブな環境設計の大会

‎6人、‎、「‎ADC Organtandy RMIT UNIVERSITY Serategle Putran P&G Microsoft CoeHйиR کم CommuniationPom ALESECINHA Accessibility Compesition Info Day & Networking [HN] Date Time: Nednesday, Location: RMITH NoiC Campus Handiresco Tower, 521 KimM Dinh, HN pril 2024 Mrs. Michelle Beard, Directoro of Imago Work Handshakes NBAL WO UNIS HANOI JOHN HUNT SENIA UN DIP TalentsÄll Khoa Phi Dang Partner Tech Lead Microsoft Tu Nguyen Tuan Equitable Learning Services Advisor‎」というテキスト‎‎の画像のようです
障害には目に見てわかるものとニューロダイバーシティーのように目には見えにくいもがあります。
この大会はA World That Works for All をテーマに、チームに分かれて誰もが利用しやすいデザインを考えて発表する大会です。
ハノイのRMIT大学で行われ、登録するとマイクロソフト, P&G, 国連とつながる機会やハノイ大会のファイナリストはホーチミンへ招待されて最終発表をする機会が与えられます。
大学生で大会参加に興味のある方は大会ページへ行くか、SENIA Vietnamまでご連絡ください。
日本のつくばでも人権の一つとしてインクルーシブな社会(分けるのではなく、混ぜる)を目指すという記事がつい最近紹介されていました。