子どもの時に遊園地でぐるぐる自分で回すコーヒーカップに乗ったことありますか?真ん中にあるハンドルを力いっぱい回すと、コーヒーカップが回る仕組みになっています。乗り物から降りるときはフラフラして降りてきますよね。これは、前庭覚に過剰な刺激が入りすぎたからです(Overstimulated)。
ときどき常に歩き回って前庭覚の刺激を求める探求型、全然車酔いをしないなど前庭覚への刺激がきちんと脳に伝わらない低登録型の子どもがいます。このような子どもにはSit and Spin Chairという室内で使うコーヒーカップのようなおもちゃが売られていますので、試してみると良いかと思います。このおもちゃは、前庭覚への感覚導入、体幹の筋肉、手を強くするのに役に立ちます。これを使うとき、子どもは体を支え、手と体幹の力をフルに使って体を回転させなければないからです。教室で長くきちんと座るための体幹を鍛えたり、字を書くときに使う手の筋肉を鍛えるのに最適です。
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