無料講座のご案内:トピックー自閉症

もしかしたら。。。ちょっと気になることがあるな。。。。

IMAGOWorksのクリステン・ルイスさんが、自閉症の特徴、原因、重複する症状、ハノイで受けられる治療法についてUNISで講演します。自閉症の診断のあるなしにかかわらず、ご興味ある方は是非いらしてください。

この講座は、UNISの保護者以外の方もご参加いただけます。ご希望の方は11月27日までにお申し込みください。

英語が苦手の方でもWordlyのAI翻訳が提供されますので、安心してご参加ください。

申し込みリンク:https://forms.gle/u199eHW9xFRXQFzg6

外受容感覚

静かなビーチリゾートに行った自分を想像してください。

暖かい日差しに、そよ風、開放感あふれる青空、気持ちを落ち着かせてくれる波の音。

皆さんはどんな気持ちになるでしょうか。きっと上のイメージのように幸せな気分になると思います。

肌で感じる温度や目に入ってくる景色、打ち寄せる波の音など、外から入ってくる複合的な感覚を感じ取っています。

作業療法士や感覚統合に関わっている専門家の中ではよく8つの感覚について話題が上がります。

もう一つの感覚「外受容感覚(Exteroception)」についてはあまり話題に上がりませんが、多分これは他の感覚(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)が関係しているためかもしれません。この感覚は、内受容感覚の反対で体の外から入る感覚刺激に反応する身体感覚になっています。

触っていないのに、ある環境に行くと体が緊張したりリラックスする感覚や、たくさんの人が自分の背後にいると、なんだかソワソワして落ち着かないなど経験したことがありますか?私達の感覚は常に働いてくれています。

 

 

 

 

言葉を増やすヒント

言葉が出てくるのが遅い、よく聞く悩み事です。

その場合、何ができるのか保護者の皆さんは考えると思います。

本の読み聞かせしたり、フラッシュカードを使ったり。

テレビやYouTube動画をより見せても、そこまで効果がないのは経験済みだと思います。

今月19日は、ラッフルズクリニックの小児科の原先生に『まなびカフェ』でお話をしていただく予定です。

この中で言葉の育て方についてもお話もくださいます。

言葉を増やす関わり方のヒントがもらえますので、是非いらしてください。

申込みはこちらから

心に留めておきたい言葉

私の経験から子どもの感情が高ぶっているときには何を言っても通じません。

皆さんはいかがですか。

自分にも子どもにも冷静さがかけているときに、子どもに正しいことを教えようとしても結局また同じことを繰り返してしまいます。「もう、前にも言ったでしょう!」「何回言ったらわかるの!」子どもに言ったことありませんか?

いつも上の言葉を発してしまう方は、状況を振り返って次の事を考えてみましょう。

冷静に話ができるときに会話をしたでしょうか。

求められていることをするスキルを教えてあげましたか?

口頭だけではなく、記憶に残りやすいように視覚からもアプローチをしましたか?

繰り返し練習はしたでしょうか?

子どもは言えばすぐわかる、次は同じ事を繰り返さないと期待してしまいがちですが、実は落ち着いているときに練習をして、できたらすぐ褒めて良い行動を定着させるという大人の努力が必要になります。子どもが感情的になっているときは、脳の真中部分にある大脳辺縁系(Lymbic System)が活発になります。この最中は、落ち着きや自己制御の能力を司令している実行機能(Executive Function)が制御不能となってしまうからです。この実行機能が動かないと落ちつて話を聞いたり、学んだりすることが難しくなります。

まずは子どもが冷静さを取り戻せるよう、助けてあげましょう。子どもに落ち着いてといっても落ち着くスキルが備わっていなかったり、親自信が冷静ではなければ落ち着くことはできません。

親自身が落ち着くことでその落ち着きが子どもにも伝わります。これを協働調整(コーレグ)といいます。

あなたはどのような落ちつきを促すスキルを持っていますか。