言葉がまだ出てこない自閉症のお子さんを持った保護者からあるお話を伺いました。家で遊んでいたときに口におもちゃを入れてつまらせてしまったそうで、本人も言葉も出ないし、お母さん自身もどうしたらよいかわからなくて怖かった、というお話でした。それを機に子どもを救うためのFIRST AIDの知識とスキルを持っている重要性を感じたというお話でした。
発達障害がなくても、小さいお子さんですと鼻の穴にものを入れることに興味を持つ子がいたり、なんでもまずは口にものを入れて、口で物体を理解するというお子さんがいます。また、1歳以下の子どもは何でも口に持っていこうとしますよね。
私達は自分たちと違う言葉を使う国に住んでいるからこそ、助けを待っている時間は緊急時にないこと、救急システムが日本と全く違う国に住んでいるからこそ、おでかけ先でも起こる可能性があるからこそ、First Aidの知識を持っていることはとても重要です。
もし子どもになにかあった時、周りに知識を持って助けにきてくれる人はいますか?いつも子どもの周りにいる幼稚園や担任の先生や保護者のあなたがFIrst Aidの知識とスキルがあるのは、いざというときに子どもを助けられるかどうかにつながっていきます。
今月末、FMPの小児専門医・救急専門医の杉浦先生を講師に実技講習会を開催します。この機会をお見逃しなく。
限定12名ですので、お早めにお申し込みください。
申し込み:(5/16 締め切りました。)